貿易のスペシャリスト!通関士の資格に挑戦!

自分のスキルアップのため、現在のポジションからさらにステップアップしたいため…様々な理由で、仕事に役立つ資格取得に励む人びとは年々多くなっています。

それというのも、「一度会社に就職すれば将来は安泰だ!」とどっしりと構えていられた時代と異なり、昨今は不安定な経済・雇用状態が続き、正社員でも絶対に将来が安心という訳にいかなくなってきたという現状があります。

そこで、ただ日々与えられた仕事をこなすだけではなく「手に職」を付け、自分の腕で食べていけるようにしたいと考える人や、会社の中でさらにキャリアアップをしたいと考えるようになった人が増えてきたのです。

最近注目を集める通関士の資格

仕事に役立つ資格には国家資格から、民間の資格まで様々なものがありますが、なかでも最近注目をされているのが「通関士」の資格です。

通関士とは、簡単に説明すると「貿易を支える役目」を果たす職業です。

日本は石油や鉄鋼などの資源から肉、魚介類、果物、野菜などの様々な食品、衣料品、日用雑雑貨に至るまで輸入品に頼っています。また、原材料を輸入し、国内で加工して製品に仕上げ海外に輸出をする加工貿易も盛んです。

そんな日本の経済を支えている貿易を、その現場で管轄しているのが税関ですが、一方、通関士は品物の輸入時、輸出時に書類審査などの手続きを行いスムーズでトラブルのない貿易を支える仕事をします。


グローバル社会の中でニーズが高まる通関士

通関士は通関書類を審査したり、審査後の記名捺印をするのですが、税関に詰めて仕事をするのではありません。

貿易と一番深い係わりがある流通企業や貿易会社、各種メーカー、旅行会社、金融機関…その他、様々な分野で通関士が活躍しています。

通関士の資格を取得しようとしているのは、貿易や流通などの業界で活躍したいと考えている大学生や、これからグローバル社会に向けて就職や転職を考えている人、自社で通関士の資格ホルダーへのニーズが高まりそうなことを見越して取得しようと考える人など様々。

将来的にも活躍の場がさらに広がる通関士の資格を今から目指してみませんか?

しかし、「通関士」と聞くと、なんとなく貿易に関する資格かな…というイメージはありますが、具体的に「どんな仕事内容なのか?」、「詳細を正確に説明できるか?」というとよくわからないという人も多いことでしょう。

通関士の仕事内容とは!?

一口に言うと、通関士は日本にものを輸入したり、日本からものを輸出したりする時に欠かすことのできない貿易の手続きを輸出入者に代って手続きをする仕事を行います。

日本の経済を支えている輸出入では、実に様々な品物や資源などが取引きされています。
それらの貨物が日本の国境を超えて出たり入ったりする時に、貨物の名前や品物の内容、個数、価格などを申告し、許可を得るために通関書類を作成し必要な手続きを行わなければなりません。

通関士は、貿易商社やメーカーなど輸出入を行う企業に代ってこの手続きをするのです。

輸出入者に代わり複雑な手続きを行う仕事

具体的には貨物の名前、内容、種類、量の報告だけではなく、それぞれに必要な検査を受けさせ、関税を納入して最終的に輸出入の許可を得るという流れの仕事をします。

つまりこの業務により、輸入する時の関税を徴収し、貿易できない禁制品の出入りをくい止め、現状の貿易の状態をつかみデータ化する「通関」の手続きを、輸出入する企業に依頼されて行うのです。

通関士と税関とは「NACCS」という通関情報処理機構で管理されているので、必要な書類の作成や審査などはパソコンで行います。

貿易のエキスパートとして活躍できる通関士の資格は、貿易関連では唯一の国家資格なので、貿易大国日本ではニーズが高いのです。

これから将来的に期待される国家資格

さらにこれから日本のグローバル化に向け、ますます通関士資格の需要は通関業界だけではなく運送や物流、商社などに限りなく広がっていきます。

それだけ将来的にも期待される国家資格なので、資格取得への道のりはかなり厳しいイメージがありますが、実は受験のハードルは高くはなく、年齢、学歴、経験などに関係なく、誰でも挑戦することができるのがうれしいところです。

そのためスキルアップを考え年々受験を希望する人は多くなっているのです。